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ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士 目次 -目次 ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士FFレジェンズ ストーリー序章 暁の章 フリーシナリオ竜騎士編 『最後の竜騎士』 吟遊詩人編 『吟遊詩人の恋』 メモリスト編 『哀しみのメモリスト』 ナイト編 『騎士の復活』 レンジャー編 『光奪われしレンジャー』 暗黒騎士編 『さまよう暗黒の騎士』 踊り子編 『戦場の踊り子』 忍者編 『忍びの運命』 キャラクターソール Sol セーラ Sarah アイギス Aigis ダスク Dusk ナハト Nacht ディアナ Diana アルバ Aiba グレイブ Glaive エルゴ Ergo バルバラ Barbara 謎のじいさん The mysterious old man フレイ Frey エドアルド Eduardo グラム Gram アルジイ Algy マトーヤ Matoya ガウェイン Gawain ジンナイ Jinnai シド Sid 火のバウガウヴェン Baugauven 土のアシュマダイ Asmodai 水のスティクス Styx 風のヴァータ Vata 著作権表記 (C)2010 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION/(C) 2010 YOSHITAKA AMANO FFレジェンズ ケータイでつづられる「ファイナルファタンジー」シリーズの完全新作 ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士 2Dのドットで描かれるグラフィック FF5を基調とした『ジョブチェンジシステム』 アビリティから新たな技を閃く『Fアビリティ』 クリスタルを巡る光と闇のストーリー 懐かしくも新しい、FFシリーズの新たなる伝説… ストーリー かつて… 世界は戦乱に明け暮れていた。 だが、大いなる理想をかかげる 大国アヴァロンの尽力により 世界は平穏を取り戻し 新たなる発展の時代を迎えていた。 のどかな小国で希望に満ちて暮らす少年たち。 過酷な北の大地より、任務のため飛空艇に乗せられた少年たち。 彼らが運命的な出会いを果たすとき クリスタルはかつてない輝きを放つ。 その光は、果てしなく広がっていった。 訪れる静寂。 そして世界は光と闇へ――。 序章 のどかな辺境の小国ルクスに暮らすソールとその悪友グレイブは、 幼なじみのディアナの兄アイギスが遠征より戻るのを心待ちにしていた。 遠征より戻ったアイギスたちは国王の命により、 クリスタルの異変を調べるため神殿へ向かう。 そこで出会った旅の預言者エルゴ。 果たしてクリスタルに何が起こっているのか? 暁の章 極寒の大地ハルモニアの収容所より一隻の飛空艇が飛び立つ。 クリスタル強奪の命を受けた戦災孤児のナハト、 そして双子のアルバ、ダスクは、 飛空艇に捕らわれていた神秘的な少女セーラと出会う。 彼らがクリスタルにたどり着いた時、 まばゆいばかりの輝きが眼前に広がった。 フリーシナリオ 光の章 竜騎士編 『最後の竜騎士』 空中戦艦の墜落によりルクスより遥か西の大陸にやってきたソールたち。 飛空艇が台頭する以前は、空の覇権を握っていた竜騎士の里ディストを訪れる。 だが竜騎士部隊はすでに全滅し、 戦いを共にした飛竜たちも人間に愛想をつかし山へと姿を消していた…。 吟遊詩人編 『吟遊詩人の恋』 竜騎士バルバラと別れ新たな大陸に渡ったソールたち光の戦士。 海賊たちに封鎖された漁村カーポを解放し、 たどりついたのは美しい港町ルサルカだった。 そこで待ち受けていたのは、 魔女の噂と夜な夜な聞こえる不気味な歌声だった…。 メモリスト編 『哀しみのメモリスト』 帝国の飛空艇の後を追い、 産業都市ファブリカへ向かう光の戦士たち。 だが、そこには何かを捜索する帝国兵たちの姿があった。 アイギスらと二手に分かれたソールとセーラは奇妙な人形を発見する。 ナイト編 『騎士の復活』 アヴァロン帝国の最終兵器となる、 建造中の巨大戦艦ヘリオガバルスから辛くも脱出した光の戦士たち。 訪れた港町バースで、かつて世界を統治していたブルトガング王国の話を聞く。 そこで出会った酔いどれの男を追って、セーラは姿を消した…。 闇の章 レンジャー編 『光奪われしレンジャー』 クリスタルの神殿で異変に巻き込まれたナハトたち。 変わり果てた大地から難破船で流れ着いた先は、 エルフの守り神である天空樹ユグドラシルが そびえ立つ遥か東の大陸だった。 エルフの里アルフヘイムを目指すナハトたち。 だが、そこには脱出不可能な迷いの森が広がっていた…。 暗黒騎士編 『さまよう暗黒の騎士』 エルフの里を後にしたナハトたちは ドワーフたちの協力を得るため新たな大陸に渡った。 ドワーフの村を目指し黒の森に迷い込む一行。 そこに現れたのは血塗られた剣を手にした漆黒の騎士だった。 踊り子編 『戦場の踊り子』 アヴァロン帝国に対して活動を続けるレジスタンス『砂漠の月』の協力を得るため カクラム島にやってきたナハトたち闇の戦士。 広大な砂漠を渡り、 たどり着いたのは治外法権の歓楽街ガーデンガーデンだった。 忍者編 『忍びの運命』 キャラクター 光の戦士 ソール Sol 平和な小国ルクスに暮らす快活な少年。 熱くなりすぎて暴走することもしばしば。 幼なじみのディアナとはケンカが絶えない。 大国アヴァロンの兵となり、飛空艇に乗ることが夢。 セーラ Sarah 帝国の飛空艇に捕らわれていた神秘的な少女。 物静かだが、芯が強く気品を感じさせる彼女の正体は…? アイギス Aigis ディアナの兄で、ソールの師でもあるルクスの剣士。 その腕を買われ、ルクスの英雄として遠征に出ている。 幼くして両親を失ったが、父親代わりとしてディアナを育ててきた。 ダスク Dusk アルバの双子の兄。 妹とは正反対の性格でおだやかな物腰。 常に何者かと連絡をとっているようだが…。 闇の戦士 ナハト Nacht 過酷な北の収容所ハルモニアに捕らわれている戦災孤児の青年。 その生い立ちからか、口数も少なく感情を表に出さない。 ディアナ Diana ルクスに暮らす勝気な少女。 ソールを子供扱いするほどのしっかり者。 遠征に出ている兄アイギカの帰還を待ちわびている。 アルバ Aiba 捕らわれてハルモニアにやって来た少女。 どんな状況下でも冗談めかした毒舌を吐く。 つかみどころのない破天荒な性格。 グレイブ Glaive ソール、ディアナの幼なじみ。 アイギスに習った剣でソールと腕を競っている。 心優しい性格で、ソールとディアナの中をいつも見守っている。 仲間たち エルゴ Ergo クリスタルの異変を感じ取り、 ルクスにやってきた旅の預言者。 光の戦士を探す使命を帯びているというが…。 バルバラ Barbara 全滅したといわれる竜騎士の姿をした女性。 天涯孤独で、幼い頃より飛竜に育てられた。 飛竜の谷に出没し、ソールたちの行く手を阻む。 謎のじいさん The mysterious old man フレイ Frey 迷いの森で途方に暮れるナハトたちの前に姿を現した謎の老人。 視力を失っているようだが、そうとは思えない身のこなしをする。 ひょうひょうとした物言いで軽口も叩くが、その正体は…? エドアルド Eduardo 家族を失い、たった一人で世界を旅して腕を磨いた吟遊詩人。 故郷の町ルサルカに戻り、その歌声で評判となる。 ある夜出会った人魚に一目ぼれしてしまう。 グラム Gram 黒の森に出没する黒い騎士。 かつて帝国と戦い命を落とした騎士が亡霊となってさまよっているとの噂だが…? アルジイ Algy アヴァロン帝国の科学者ルゲイエ博士が生みだした人造生命体。 魔法のエネルギーで駆動している。 帝国が建造中の最終兵器に関係してくるようだが…。 マトーヤ Matoya 砂漠の歓楽街ガーデンガーデンの酒場で評判の妖艶な踊り子。 代々踊り子の血筋で彼女で四代目らしい。 その若さに見合わぬほどの落ち着いた物腰と眼力を持つ。 ガウェイン Gawain かつて世界を統治していたブルトガング王国で 騎士団長に任命された勇敢な騎士。 今では自暴自棄になり酒場に入り浸っている。 セーラとも面識があるようだが…。 ジンナイ Jinnai アヴァロン帝国 シド Sid アヴァロン帝国飛空艇の艇長。飛空艇を使った作戦の指揮をとる。 元は民間の技師だったが、飛空艇の発明とともに 持ち前のしたたかさで成り上がってきた。 目上の四将軍を煙たがっている。 火のバウガウヴェン Baugauven 自信過剰で好戦的。炎の狂戦士の異名をとる。 帝国の特攻部隊を率いている。 必殺技は「零式・炎羅大凶殺」。 土のアシュマダイ Asmodai 一見穏やかな老人だが、その裏に凶悪な本性を隠し持つ術師。 卑劣な策略や諜報戦を得意とする。 大地に含まれる毒素を集めた「腐敗瘴気」でその身を覆っている。 水のスティクス Styx 四将軍の紅一点。 魔女の異名を持つ神出鬼没の魔道士。 水を自在に操り、その身に纏うことで姿を変化させることもできる。 風のヴァータ Vata 各地の荒くれ者からなる傭兵部隊の出。 気ままな性格でゲリラ戦が得意。 ソールのことを子供扱いするが憎からず思っているようだ。
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図鑑のトップページへ戻る No. 通常入手系 レアガチャ限定系 コラボ系 期間限定D系 レーダー その他 タグ検索 覚醒 スキル No.001-No.051-No.101-No.151-No.201-No.251-No.301-No.351-No.401-No.451- No.501-No.551-No.601-No.651-No.701-No.751-No.801-No.851-No.901-No.951- No.1001-No.1051-No.1101-No.1151-No.1201-No.1251-No.1301-No.1351-No.1401-No.1451- No.1501-No.1551-No.1601-No.1651-No.1701-No.1751-No.1801-No.1851-No.1901-No.1951- No.2001-No.2051-No.2101-No.2151-No.2201-No.2251-No.2301-No.2351-No.2401-No.2451- No.2501-No.2551-No.2601-No.2651-No.2701-No.2751-No.2801-No.2851-No.2901-No.2951- No.3001-No.3051-No.3101-No.3151-No.3201-No.3251-No.3301-No.3351-No.3401-No.3451- No.3501-No.3551-No.3601-No.3651-No.3701-No.3751-No.3801-No.3851-No.3901-No.3951- No.4001-No.4051-No.4101-No.4151-No.4201-No.4251-No.4301-No.4351-No.4401-No.4451- No.4501-No.4551-No.4601-No.4651-No.4701-No.4751-No.4801-No.4851-No.4901-No.4951- No.5001-No.5051-No.5101-No.5151-No.5201-No.5251-No.5301-No.5351-No.5401-No.5451- No.5501-No.5551-No.5601-No.5651-No.5701-No.5751-No.5801-No.5851-No.5901-No.5951- 御三家カラードラゴン○○りんカーバンクルゴブリンオーガ・修験鬼ファイター・ナイトデビルキメラ忍び精霊ゴーレム魔剣士女の子(回復娘)玩具龍攻撃態勢(英雄)スキルLvアップ用モンスター幻獣枠メタドラペンドラムギドラノエルドラゴン進化用たまドラ潜在たまドラ○○ピィぷれドラ○○タン元スペダン龍魔石龍ナンバードラゴン常設Dボス降臨ボス晩成型ドラゴン精霊族フルーツドラゴン童話龍剣士旧特典モンスター分類不能希石レア希石:火レア希石:水レア希石:木レア希石:光レア希石:闇 ゴッドフェス限定・元ゴッドフェス限定 一覧 オーディンメタトロンソニアカーリー時女神龍契士獣魔和龍喚士鋼星神フェンリル龍神魔爵アテン日本由来クトゥルフ系ネイコットン争女神大魔女フェス限化降臨モンスター龍刀士クロノマギアメノア シリーズ神 西洋神新西洋神西洋神第3弾和神新和神インド神新インド神北欧神話エジプト神話新エジプト神天使新天使悪魔四獣の神英雄神三国の神新三国の神戦国の神新戦国の神戦国の神第3弾星機の神新星機神明王の神ケルトの神メソポタミアの神 その他 ドラゴンライダー忍者色違いヴァルキリーパズドラZマジシャン鎧騎士魔導書勇士新勇士幻獣ライダー機導龍機導獣パズバトコラボ大賢龍宝石姫伝説の英雄元フェス限定 コラボガチャあり CDコラボ神羅万象チョココラボエヴァコラボアイルーコラボバットマンコラボHUNTER×HUNTERコラボハローキティコラボパズバトコラボドラゴンボールコラボ聖闘士星矢コラボビックリマンコラボDCコミックスコラボぷぎゅコレコラボ北斗の拳コラボB-side Labelコラボファイナルファンタジーコラボデュエル・マスターズコラボ進撃の巨人コラボサンデーオールスターズコラボクローズコラボBLEACHコラボるろうに剣心コラボキン肉マンコラボマガジンオールスターズコラボモンスターハンターコラボ鋼の錬金術師コラボKOFコラボ幽☆遊☆白書コラボペルソナコラボマジック:ザ・ギャザリングコラボパワプロコラボガンホーコラボガチャ銀魂コラボソードアート・オンラインコラボ仮面ライダーコラボ妖怪ウォッチWコラボFate/stay night[HF]コラボストリートファイターV AEコラボシャーマンキングコラボサンリオキャラクターズコラボチャンピオンオールスターズコラボサムライスピリッツコラボ コラボガチャなし ROコラボ太鼓の達人コラボECOコラボぐんまコラボケリ姫コラボガンホーコラボカピバラさんコラボCoCコラボグルーヴコースターコラボラグオデAコラボドラゴンズドグマコラボ高岡市コラボサーティワンコラボアングリーバードコラボパズドラZコラボ三国テンカトリガーコラボパズドラクロスコラボ逆転裁判6コラボPepperコラボマクドナルドコラボ 季節もの+α お正月バレンタインパズドラ学園ジューンブライド夏休みハロウィンクリスマスフェス限ヒロイン龍契士 龍喚士龍楽士神器龍物語 降臨イベント 一覧 15MP級20MP級25MP級50MP級99MP級 スペダン龍 元スペダン龍 華龍蟲龍丼龍猫龍機甲龍犬龍古代龍鉄星龍契約龍転界龍護神龍宝珠龍戦武龍伴神龍 その他 プレゼント モンスターメダル ヌエ・双角トロール古老色違いガチャキャラ色違い降臨キャラその他 トレジャー レーダードラゴンレーダー龍喚士精霊王オルファリオンパーツその他 ステッカーコレクション書籍特典イラストコンテストモンスター購入専用パズドラレーダー連動モンスター交換所専用 リーダースキル:【7×6マス】リーダースキル:【追い打ち】リーダースキル:【コンボ加算】リーダースキル:【覚醒無効状態】 モンスター名で検索 して、 「図鑑/×××」の部分をクリック すると個別ページに飛べます。 タグ検索 ※リンク先は【覚醒スキル】を持つモンスターの一覧です HP強化攻撃強化回復強化火ダメージ軽減水ダメージ軽減木ダメージ軽減光ダメージ軽減闇ダメージ軽減自動回復バインド耐性暗闇耐性お邪魔耐性毒耐性火ドロップ強化水ドロップ強化木ドロップ強化光ドロップ強化闇ドロップ強化回復ドロップ強化操作時間延長バインド回復スキルブースト火属性強化水属性強化木属性強化光属性強化闇属性強化2体攻撃スキル封印耐性マルチブースト神キラーマシンキラー悪魔キラードラゴンキラー回復キラー攻撃キラー体力キラーコンボ強化ガードブレイク追加攻撃チームHP強化チーム回復強化ダメージ無効貫通覚醒アシスト超追加攻撃スキルチャージバインド耐性+操作時間延長+雲耐性操作不可耐性スキルブースト+HP80%以上強化HP50%以下強化L字消し軽減L字消し攻撃超コンボ強化コンボドロップスキルボイスダンジョンボーナス ■攻撃系 ダメージダメージ+吸収ダメージ+自傷割合ダメージ固定ダメージ ■回復系 体力回復バインド回復覚醒無効状態回復 ■デバフ系 ターン遅延防御減少毒属性変化 ■盤面変化系 目覚めドロップロックドロップロック解除 ■強化系 ドロップ強化全体攻撃コンボ加算 ■ギミック無効化系 ダメージ吸収無効化属性吸収無効化ダメージ無効貫通消せないドロップ回復 ■パラメータ強化系 属性エンハンスタイプエンハンス回復力エンハンス覚醒数エンハンス ■防御系 ダメージ軽減 ■操作補助系 操作時間延長時間停止 ■ドロップ変化系 シングル変換ダブル変換列変換ランダム変換全ドロップ変換ドロップリフレッシュ特定型ドロップ生成 ■変換先ドロップ 火ドロップ水ドロップ木ドロップ光ドロップ闇ドロップ回復ドロップお邪魔ドロップ毒ドロップ ■その他 4ターン以下のスキル反撃ランダム効果ヘイストリーダーチェンジ落ちコン無効ルート表示 ↑カテゴリを選んでください 図鑑/シリーズ:ファイナルファンタジーコラボ/火属性 スコール No.2033 レア度 5 レベル 1 最大Lv50 スキル 俺のそばから離れるな 進化素材 炎の番人 コスト 12 HP 568 3,725 ターン(最短) 12(7) 虹の番人 タイプ 攻撃 攻撃力 639 2,109 Lスキル ラフディバイド 神化の紅面 主属性 火 回復力 60 166 進化元 なし ダブトパリット 編集 副属性 なし EXP 400万 707,107 進化先 孤高の獅子・スコール ダブミスリット 覚醒 火ドロップ強化 / 2体攻撃 / 操作時間延長 / スキルブースト / 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / 2体攻撃 / 火ドロップ強化 孤高の獅子・スコール No.2034 レア度 6 レベル 1 最大Lv99 スキル 俺のそばから離れるな 進化素材 コスト 22 HP 1090 3,925 ターン(最短) 12(7) タイプ 攻撃 攻撃力 977 2,309 Lスキル エンドオブハート 主属性 火 回復力 92 166 進化元 スコール 編集 副属性 光 EXP 400万 4,000,000 進化先 究極進化(1種) 覚醒 2体攻撃 / 2体攻撃 / 操作時間延長+ / スキルブースト+ / チームHP強化 / 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / 2体攻撃 / コンボ強化 超覚醒 2体攻撃 / コンボ強化 / バインド耐性+ ドット・スコール No.3810 レア度 7 レベル 1 最大Lv99 スキル だったら壁にでも話してろよ 進化素材 コスト 32 HP 4,525 ターン(最短) 6(6) タイプ 攻撃/体力 攻撃力 2,259 Lスキル ブラスティングゾーン 主属性 火 回復力 16 進化元 孤高の獅子・スコール 編集 副属性 なし EXP 400万 4,000,000 進化先 なし 覚醒 火ドロップ強化 / 2体攻撃 / 操作時間延長 / スキルブースト / 火ドロップ強化 / ダメージ無効貫通 / ダメージ無効貫通 / 2体攻撃 超覚醒 2体攻撃 / コンボ強化 / バインド耐性+ エース No.2045 レア度 4 レベル 1 最大Lv50 スキル 我ら、来たれり 進化素材 炎の番人 コスト 10 HP 526 3,025 ターン(最短) 20(15) 神化の紅面 タイプ バランス 攻撃力 538 1,483 Lスキル デッキオープン アメリット 主属性 火 回復力 109 301 進化元 なし ダブルビリット 編集 副属性 なし EXP 400万 707,107 進化先 アギト候補生・エース ミスリット 覚醒 2体攻撃 / 火ドロップ強化 / スキルブースト / 火ドロップ強化 / スキルブースト アギト候補生・エース No.2046 レア度 5 レベル 1 最大Lv99 スキル 我ら、来たれり 進化素材 コスト 20 HP 1010 3,025 ターン(最短) 20(15) タイプ バランス 攻撃力 824 1,683 Lスキル アタックデッキ 主属性 火 回復力 167 351 進化元 エース 編集 副属性 闇 EXP 400万 4,000,000 進化先 なし 覚醒 2体攻撃 / 火ドロップ強化 / スキルブースト / 火ドロップ強化 / スキルブースト / スキルブースト / スキルブースト 超覚醒 2体攻撃 / バインド耐性+ ティナ No.2772 レア度 5 レベル 1 最大Lv50 スキル 幻獣達よ…私を受け入れて 進化素材 コスト 12 HP 2,913 ターン(最短) 14(7) タイプ 攻撃 攻撃力 2,093 Lスキル 魔導ミサイル 主属性 火 回復力 433 進化元 なし 編集 副属性 光 EXP 400万 707,107 進化先 トランス・ティナ 覚醒 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / 光ドロップ強化 / 光ドロップ強化 / スキル封印耐性 / スキルブースト / 回復ドロップ強化 / 回復ドロップ強化 / スキルブースト トランス・ティナ No.2773 レア度 6 レベル 1 最大Lv99 スキル 幻獣達よ…私を受け入れて 進化素材 コスト 12 HP 3,513 ターン(最短) 14(7) タイプ 攻撃 攻撃力 2,093 Lスキル ライオットソード 主属性 火 回復力 433 進化元 ティナ 編集 副属性 光 EXP 400万 4,000,000 進化先 究極進化(1種) 覚醒 火ドロップ強化 / L字消し攻撃 / L字消し攻撃 / コンボ強化 / スキル封印耐性 / スキルブースト+ / 回復ドロップ強化 / 回復ドロップ強化 / 回復ドロップ強化 超覚醒 L字消し攻撃 / コンボ強化 / バインド耐性+ ドット・ティナ No.3818 レア度 7 レベル 1 最大Lv99 スキル みんなの未来を守るため! 進化素材 コスト 32 HP 2,313 ターン(最短) 7(7) タイプ 攻撃/回復 攻撃力 2,093 Lスキル メルトン 主属性 火 回復力 793 進化元 トランス・ティナ 編集 副属性 なし EXP 400万 4,000,000 進化先 なし 覚醒 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / 火属性強化 / 火属性強化 / スキル封印耐性 / ダメージ無効貫通 / ダメージ無効貫通 / L字消し攻撃 超覚醒 L字消し攻撃 / コンボ強化 / バインド耐性+ レイン No.2783 レア度 4 レベル 1 最大Lv50 スキル それが騎士の信条だ! 進化素材 コスト 10 HP 3,090 ターン(最短) 15(10) タイプ バランス 攻撃力 1,478 Lスキル ブレイジングストーム 主属性 火 回復力 305 進化元 なし 編集 副属性 なし EXP 400万 707,107 進化先 王国の騎士・レイン 覚醒 火ドロップ強化 / 火属性強化 / 火属性強化 / 火ドロップ強化 / スキルブースト 王国の騎士・レイン No.2784 レア度 5 レベル 1 最大Lv99 スキル それが騎士の信条だ! 進化素材 コスト 20 HP 1156 3,390 ターン(最短) 15(10) タイプ バランス 攻撃力 551 1,528 Lスキル シャイニングノヴァ 主属性 火 回復力 110 335 進化元 レイン 編集 副属性 光 EXP 400万 4,000,000 進化先 なし 覚醒 火ドロップ強化 / 火属性強化 / 火属性強化 / 火ドロップ強化 / スキルブースト / バランスキラー / バランスキラー 超覚醒 コンボ強化 / バインド耐性+ オニオンナイト No.3295 レア度 5 レベル 1 最大Lv50 スキル 後悔したって知らないよ? 進化素材 コスト 12 HP 3,848 ターン(最短) 12(7) タイプ バランス 攻撃力 1,810 Lスキル ソード&マジック 主属性 火 回復力 310 進化元 なし 編集 副属性 なし EXP 400万 707,107 進化先 光の戦士・オニオンナイト 覚醒 2体攻撃 / 2体攻撃 / スキル封印耐性 / スキル封印耐性 / スキル封印耐性 / スキルブースト / 火ダメージ軽減 / 火ダメージ軽減 / 火ダメージ軽減 光の戦士・オニオンナイト No.3296 レア度 6 レベル 1 最大Lv99 スキル 後悔したって知らないよ? 進化素材 コスト 22 HP 3,848 ターン(最短) 12(7) タイプ バランス 攻撃力 2,110 Lスキル 流剣の舞 主属性 火 回復力 310 進化元 オニオンナイト 編集 副属性 光 EXP 400万 4,000,000 進化先 なし 覚醒 2体攻撃 / 2体攻撃 / 2体攻撃 / スキル封印耐性 / スキル封印耐性 / スキルブースト / 暗闇耐性 / お邪魔耐性 / 毒耐性 超覚醒 コンボ強化 / 2体攻撃 / バインド耐性+ ドット・オニオンナイト No.3823 レア度 7 レベル 1 最大Lv99 スキル よーし、決めてやる! 進化素材 コスト 32 HP 3,848 ターン(最短) 7(7) タイプ バランス 攻撃力 2,110 Lスキル 高速ヒット 主属性 火 回復力 310 進化元 光の戦士・オニオンナイト 編集 副属性 なし EXP 400万 4,000,000 進化先 なし 覚醒 2体攻撃 / 2体攻撃 / スキル封印耐性 / スキル封印耐性 / スキル封印耐性 / ダメージ無効貫通 / ダメージ無効貫通 / 2体攻撃 超覚醒 コンボ強化 / 2体攻撃 / バインド耐性+ アーロン No.3300 レア度 4 レベル 1 最大Lv50 スキル 今こそ決断する時だ 進化素材 コスト 10 HP 3,000 ターン(最短) 11(6) タイプ 攻撃 攻撃力 2,055 Lスキル 牙龍 主属性 火 回復力 0 進化元 なし 編集 副属性 なし EXP 400万 707,107 進化先 伝説のガード・アーロン 覚醒 強化合成用キラー / 進化用キラー / 悪魔キラー / マシンキラー / 体力キラー 伝説のガード・アーロン No.3301 レア度 5 レベル 1 最大Lv99 スキル 今こそ決断する時だ 進化素材 コスト 20 HP 3,000 ターン(最短) 11(6) タイプ 攻撃/体力 攻撃力 2,255 Lスキル 征伐 主属性 火 回復力 0 進化元 アーロン 編集 副属性 闇 EXP 400万 4,000,000 進化先 なし 覚醒 強化合成用キラー / 進化用キラー / 悪魔キラー / マシンキラー / 体力キラー / 回復キラー / スキルブースト 超覚醒 コンボ強化 / バインド耐性+ イダ No.3798 レア度 5 レベル 1 最大Lv50 スキル やっちゃるよ! 進化素材 コスト 12 HP 4,000 ターン(最短) 11(6) タイプ 攻撃 攻撃力 2,045 Lスキル 羅刹衝 主属性 火 回復力 93 進化元 なし 編集 副属性 なし EXP 進化先 若き解放者・リセ 覚醒 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / スキル封印耐性 / コンボ強化 / コンボ強化 / 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 若き解放者・リセ No.3799 レア度 6 レベル 1 最大Lv99 スキル やっちゃるよ! 進化素材 コスト 22 HP 4,300 ターン(最短) 11(6) タイプ 攻撃/体力 攻撃力 2,245 Lスキル 紅蓮羅刹衝 主属性 火 回復力 93 進化元 イダ 編集 副属性 木 EXP 進化先 なし 覚醒 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / スキル封印耐性 / コンボ強化 / コンボ強化 / スキルブースト+ / 雲耐性 / 操作時間延長 超覚醒 ダメージ無効貫通 / L字消し攻撃 / バインド耐性+ ドット・イダ No.5401 レア度 6 レベル 1 最大Lv99 スキル よーし、ぶっぱなすよ! 進化素材 コスト 22 HP 4,300 ターン(最短) 10(10) タイプ 攻撃/体力 攻撃力 2,245 Lスキル 地烈斬 主属性 火 回復力 93 進化元 若き解放者・リセ 編集 副属性 なし EXP 400万 4,000,000 進化先 若き解放者・リセ(退化) 覚醒 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / 火ドロップ強化 / スキルブースト / コンボ強化 / ダメージ無効貫通 / ダメージ無効貫通 / 操作時間延長 超覚醒 ダメージ無効貫通 / L字消し攻撃 / バインド耐性+ コメント めっちゃ見やすくなってるー! レイアウト弄ってくれた人に感謝 -- 2017-12-23 21 21 29 Include_cacheの仕様変更を受けてのフォーマット変更だったみたいだけどこっちの方が素直に探しやすくて見やすいね 作業お疲れ様です。 -- 2017-12-25 15 04 17 プラグインエラーになってちゃんと表示されていません…… -- 2018-03-03 16 58 03 スキル・リーダースキルについて、プラグインエラーになっている箇所を修正しました。 -- 2019-06-02 18 56 40 ハロウィンマドゥのページがない? -- 2019-11-04 14 38 58 もうだめだなここも -- 2019-11-29 16 32 23 どこよりも参考になるサイトだったのに終わったか? -- 2019-11-30 16 43 58 図鑑カテゴリ一覧の部分、スマホだと表示が崩れる -- 2019-12-02 23 37 35 取り急ぎ、名前だけ図鑑に入れたけど個別ページないからリンクにいれてませぬ -- 2020-02-21 20 12 08 こいつだけ同シリーズのキャラいないし、覚醒とがりすぎだし扱い特別すぎ -- 2020-07-07 14 15 12 コメント すべてのコメントを見る
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955 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2008/01/26(土) 01 00 47 先には――視界一面を占める、妖しげな光を秘めた深紅の双眸。 底のない深い瞳に魅せられ知らずと息を呑んだ直後、異常をきたした視界は次第に正常な機能を取り戻し始め、教会の質素な扉の縁に立った、華奢な少年の姿を瞳孔に捉える。 華奢。そう、2人の無骨者が織り成す男の世界に到ってそぐわない、あでやかな1輪の花。ただし、窪みから匂う蜜の薫りは全てを塗り潰すくらいに、濃い。 燃える赤の煌きを覆うブロンド、そして常人ではあり得ない美貌より、彼は少年が人ならざる者――これまでの旅で得た知識から推測して――であると察することができた。 どうしたものか。 彼が目にしてきたこういう手合いは、総じてロクな者がいなかった。人を超えたことへの油断、即ち慢心。彼らの脳裏を蝕む慢心が条理を逸した優越感に浸らせ、終には決して叶わぬ幻想まで引き起こす始末。……そうして目の前のこの少年。初対面だというのに自分達を蔑みきったこの赤い瞳は……紛れもなく慢心の顕れを秘めていた。 重苦しい緊張が教会を満たす中それを露とも知ろうとしない少年は、二対一の不利にも関わらず、あくまでも傲岸不遜を貫き、言い放った。 「弁えぬか、雑種よ。みすぼらしいとはいえ、ここは王の寝所ぞ。犬と戯れるのならば外で行うのが道理であろうが」 呆然。まるで脈絡のない暴言に対し、突然すぎて返すに相応しい悪罵すら浮かんでこない。 少年は何の躊躇もせず己の傲慢さを振舞った後、言うべきことは言ってスッキリしたのか、唖然とする武芸者を尻目に、教壇の隣にある扉へ向けて歩き去っていった。 ――さて、少年が消えた後に残されたものは、すっかり冷めきった場の空気と、熱意を削がれて白けきった男2人。どうすることもなく黙しながら定位置に留まること2、3秒。再開という雰囲気でもなし。目的意識を奪われ軽く混乱する両者であったが、やがてモップを携えた偽神父の方から苦笑交じりの問いが投げかけられてきた。 「……とりあえず、お前さん、お祈りしに来たんだよな?」 「ん? ああ、そういやそうだっけ……」 「ま、所詮正式な手続きを踏んでない半端な代理人だけどさ、ズブの素人よりかはいくらかマシだと思うぜ。ひとつ、よろしく頼むわ」 「こちらこそよろしく頼む。……っと、代理ってのは本当だったのな。あちゃ~、何やってんだろ、俺。その、色々と済まなかった……」 男の落ち着き払った態度からこれまでの悶着が自身の勘違いに過ぎなかったことに気付き、無害な彼を騒動に巻き込んでしまったことを詫びるべく、出来る限りの謝意を込めて頭を下げる。対するランサーは、照れ隠しの意味も兼ねてか陽気な笑みを浮かべながらそれを迎え入れた。 その後簡素なお祈りを捧げ終え、暇を持て余した2人だったが――――平和な世では得難い同好の徒がせっかく一つの場所に集まったのだ。世間から切り離された僻地に立つ孤独な彼らが互いの武芸について講じあったのは、ごく自然な成り行きだったのかもしれない。 曰く槍の持ち方がどうとか。曰く多くの武器をコレクションしているだの。両者の瞳は童心に返ったが如く光り輝き、その度に積み重ねた経験を語る弁舌はますます冴え、その道の達人にしか解らぬ談義は夜遅くまで続けられた。 そうして――――。 「そういやアンタの名前、まだ聞いてなかったな。俺の名はランサー。ちょっくら奇妙な名前だが、まあ字みたいなもんだ。アンタは何ていうんだい?」 「おう、俺か? へへ、よっく頭に刻んでおけよ……。俺様は世紀の大剣豪、その名もギルガメッシュ様よ!」 この後、更なる一悶着があったのは言うまでもあるまい。 ――時に武芸者の心中では既に記憶の彼方であったが、その頃間桐邸では、臓硯翁が帰りの遅い武芸者を心配し、一人ハラハラしていたとか。 ――Interlude out. Ⅰ:本編へ Ⅱ:セイバー視点へ 投票結果 Ⅰ:5 Ⅱ:2
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378 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2008/02/14(木) 23 02 30 ――Interlude 一閃。 迫り来る異形の豪腕を撥ね退け、煌く刃を隙だらけの横腹に叩き込む。途端、分厚い筋肉に守られていた胴は水道管が破裂したが如く赤い水流を奔出させ、剥き出しに突き出された私の鼻面を容赦なく穢す。 戦場。重ね合う怒号。剣戟。 戦場。重なり合う骸の山。死臭。 ここは冬木では決して目にすることがなかった、けれどもかつては見飽きるくらいに目に焼き付けていた、戦場の光景に相違なかった。 続けて二匹目のトロール――――伝承として伝えられる妖精としての風貌は微塵も見受けられない、筋肉の塊――――が勇みたつ私を殴殺するべく棍を振り上げて突進してくる。 巨体、といって侮るなかれ。彼らの瞬間速度は常人のソレを遥かに凌駕し、幻想の類に相応しい凶悪さで重厚な鎧に真空を纏い、突貫して来ているのだ。その様は喩えるのならば列車を人型にまで縮めた風体か。運悪く暴走列車に轢かれた傭兵は、ぐちゃりと嫌な音を響かせ、すぐ横を10数メートル彼方まで吹っ飛ばされていく。 まともに受け止めれば英霊たるサーヴァントとて彼と同じ末路を逃れられまい。だが――だが、しかし――――。 「うお、オオオオオオオオオッ!」 胸の内に昂ぶるは灼熱の炎。 自らの倍に匹敵する怪物の巨身を難なく避け、擦れ違いざまに手加減抜きの薙ぎ払いを加える。外皮の堅牢さとは裏腹の柔らかい手応えが刀身に響き、刹那、怪物の腹から噴出した、やはり赤い液体が白銀の鎧を染めた。 刃に纏わり付く腸と血を振り払い、一匹でも多くの命を斬り殺す。 斬っては剣を振り払い。斬っては剣を振り払い。 ――――なんて単純。 なるほど、これは互いの名誉を競う決闘ではない。正しく私が見識として有する戦場の姿に他ならないではないか。 「オイ、騎士王殿! 突っ走りすぎだぞ!?」 誰かが叫んだ。知らない。五月蝿い。聞こえない。 先程から否応なしに込み上げてくる嘔吐感を必死で飲み込み、一秒も惜しんで剣を振るう。まるで鮮血のシャワー。敵から流れ出たモノだけじゃない。コレには熟したトマトのように潰れた味方のモノも含まれていた。 「うっ、う……」 糸を引くのではないかと思うくらいベトベトに穢れた髪。噎せ返る鉄錆の臭い。 今、自分がどれだけ汚物に塗れているかを自覚した途端、腹中に抑え込んでいた濁流は遂に咽喉元にまで上り詰め、不覚にも戦場の只中だというのに膝を屈してしまう。 なんて油断。なんて愚か。 万が一にも絶好の隙を晒した難敵の背中を見逃す訳がなく――――いつの間に傍に居たのやら、黒い……現代に甦った恐竜としか呼べない巨大な体躯をした犬が、三つ首の内の一つを以って私の胴に齧り付き、軽々と天上まで持ち上げる。 「ガ……っは。ケル、ベロ……?」 地獄の番犬。冥界から逃げ出す亡者をその獰猛な牙で貪り喰らう、冥界の神、ハデスの忠犬。 何故そんな狂犬がここにいるのか……なんて、最早不思議事でもなんでもない。ここは幻想の具現。神話の世界。現にヴァルハラの騎士に私は……。 「ぐあっ、ア――――!?」 思考に耽る暇もなく、一メートルにも達するであろう規格外の牙が、魔力で編まれた鎧をキャラメルか何かのように噛み砕いていく。次いで鎧を貫き、胸板へと吸い込まれていく先端。 薄れゆく意識の中、数人の傭兵達が私を救出してくれようと奮戦している様子が視界に映るが、当の狂犬は二つの首とトカゲと見紛うかのような尻尾で迎撃に当たり、意地でも牙を離そうとはしない。 ごぷり、と閉じた口から血泡が漏れ出る。 死。 何ともつまらない死に様。 私には三つ首を纏めて締め上げるだけの腕力もなければ、殺意を消し去る銀の竪琴もない。――ましてや幾度もの戦場を共にしてきた愛剣すらない。よって、残された道は死、のみ。 目的を果たせずに朽ちる己の不甲斐なさに涙が浮かぶ。せめて最期にあの少年の姿を思い浮かべ―――― 「投影、開始」 ――――そんな、懐かしい、愛しい言葉を聞いた。 数瞬の間を置いて、体躯は悪意ある暴力から、優しい、しかし限界まで鍛え抜かれた逞しい腕の中へと移り変わる。それは確かに、記憶に刻まれた少年の匂いに相違ない。 「シロ……」 「セイバー」 頬に一粒の雫が線をなぞる。 目一杯の安堵が胸に広がっていくのを見定めた直後、私はゆっくりと目を閉じた。 ――Interlude out. アーチャーは…… Ⅰ:カッコ良くあるべき(寝取られフラグ+1) Ⅱ:カッコ悪くあるべき(私達は友達ですよね?) 投票結果 Ⅰ:3 Ⅱ:5
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737 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2007/11/22(木) 22 34 22 ――Interlude side Saver in earth 「…………でね、もう一度あの交差点を調べてみたんだけど、やっぱりどこにも魔力の残り香はなかった。とりあえず魔術師が関与している可能性は低いわね」 「はあ」 「でもこれっておかしいと思わない? 人間の仕業じゃないのなら何故2人は消えなければいけなかったの? 衛宮君とカレンを包んだ光。魔術じゃないとしたら現代に甦った神秘としか考えられないわ。だから過去の英雄であるアナタに聞いているんだけど……」 「はあ」 「セイバー?」 「はあ」 「……ちょっと!」 「!?」 いきなり呼びかけられた声に体は痙攣し、持っていた湯のみを畳の上に落としてしまう。当然中身である緑色の液体は一面に広がってしまい、荒い目の隙間に吸い込まれていった。 「あっ、わっ、リ、リン、雑巾を……」 「……もう! しっかりしてよ、セイバー! 衛宮君が行方不明になって早2ヶ月……。アナタいつまでそんな調子でいるのよ!?」 「…………」 結局自分で取りに行った雑巾で、床にこぼれたお茶を拭き取る。まがりなりにも王を経験した自分が雑巾拭きだなんて何というかちょっと惨めになってくる。 もうシロウが居なくなってから2ヶ月が過ぎようというのか……。無事でいるのだろうか? 元気にやっているのだろうか? 積もりに積もった不安。長らく胸に空いたままの空虚な穴……。 せめて令呪の繋がりが健在だったのならばここまでの醜態を晒すことなどなかったものの、しかしあれからシロウと繋がっていた契約は消え失せ、彼の思念を感じ取ることはなくなった。リンが言うには完全に断たれた訳ではないとのことだが、それでも我が主を感じ取れぬ今、その言葉には何の説得力もなかった。 「まったく。桜は桜で表面だけ大丈夫そうに振舞ってさ……。それにカレンがいなくなったお陰で教会の連中は管理者である私を一斉にバッシングするし……。泣きたいのはこっちの方よ……」 そう言い残し、リンは衛宮邸を後にする。 また調査だろうか? 彼女の努力には脱帽せざるを得ない。 だが私とて決して今まで何もしてこなかった訳ではない。キャスターに調査を依頼し、趣味の悪い服に着替えさせられたこともあったし、間桐宅に聞き込みに行って服の隙間に虫が入り込んだ時もあった。自身でも例の交差点を中心に徹底して辺りを調べたものの、それでも全く欠片も手がかりは得られなかった。 最後の手段として英雄王に相談したこともあったのだが、「我に知らぬことなどある筈がなかろう!」と逆ギレされて暴れられる始末。リンも泣きたいだろうが、私も同様に泣きたかった。 その後リンが帰ってからは特にすることもないのでぼーっとしていたのだが、ふいに廊下から聞き慣れた足音が響き渡る。直後こちらへ続く障子が開けられた。 「セイバーちゃん、いるー?」 「あ、タイガ」 「悪いんだけどおつかい頼まれてくれない? 突然でごめんねー、ちょっと今学校に行かなくちゃならなくなって。余ったお金で好きな物買っていいから」 「はあ、それは構いませんが」 お金とメモを渡し、よろしくと言った後、タイガは忙しく廊下を駆けて行った。続けて外からスクーターのエンジン音。どう見ても相当慌てた様子だ。何かあったのだろうか? 「……私の与り知ることではありませんが」 とにかくやることがない以上、目的を与えられたのは喜ばしい。早速身支度を整え――――といっても私は化粧などしないので到って簡素ではあるが――――商店街へ向かうことにした。 Ⅰ:屋台で今川焼きが売られている Ⅱ:何となく公園をブラブラしたい Ⅲ:件の交差点をもう一度調べてみる Ⅳ:学校へ行く
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このページはWin(Steam)/iOS/Android版の2021年9月23日更新バージョンを基準にしています。 2022年8月18日更新にてアップデートが行われましたが、本稿では未反映となっています。 オンライン配信によるゲーム内容更新が不定期に行われるため、必ずしも本記事の内容が最新の内容に対応しているとは限りません。 Win(Steam)/iOS/Android版の2024年1月31日更新のVer1.1.0(CS版準拠アップデート)に関する情報は未反映となっています。 アップデートによる評価等の追記は1ヶ月経過してからお願いします。 2023年発売のPS4/Switch版は参考記述扱いとして後述。 ファイナルファンタジーIII (ピクセルリマスター) 【ふぁいなるふぁんたじー すりー】 ジャンル RPG 対応機種 Windows(Steam)iOSAndroid 発売元 スクウェア・エニックス 開発元 トーセ 発売日 2021年7月28日 定価 2,200円 プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12歳以上対象) 判定 良作 ポイント FC版発売31年目にして待望の2Dドット絵リメイクFC版をベースに3Dリメイク版の要素を採り入れた折衷作品演出面はやや劣化 ファイナルファンタジーシリーズ ファイナルファンタジー ピクセルリマスターシリーズI / II / III / IV / V / VI 概要 ピクセルリマスターシリーズ共通仕様 FC版からの主な特徴・変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 PS4/Switch版(参考記述) 概要 『ファイナルファンタジーIII』初となるドット絵のリメイク。 リメイク自体は先んじてニンテンドーDSで発売されたリメイク版(以下、3Dリメイク版)で行われていたが、 本作は2Dドット絵を刷新し、原点に忠実なリメイクとする「ピクセルリマスター」シリーズの一作であり、初の2Dリメイク作品となった(*1)。 他のピクセルリマスターシリーズが概ねGBA版以降をベースに追加要素を廃してオリジナルのFC・SFC版に近づけているのに対し、 本作はGBA版が存在しなかった関係上、3Dリメイク版を元のベースとして同様にFC版に近づけているものの、FC版・3D版のどちらとも異なる独自の調整が多く行われている。 ピクセルリマスターシリーズ共通仕様 ピクセルリマスターFF1からFF6まで同一のゲームエンジンで制作されている。 これまでのリメイク版はほぼ移植ベースで制作されていたが作品ごとで内部プログラムの処理が大きく違うため、ゲームの他機種展開など管理を難しくしているとのこと。それを容易にするため各作品を同一のゲームエンジン上で新たに再現するという制作手法が取られている。 よって一見した見た目やダメージ計算などはあまり変わらなくとも内部的な処理方法が大きく変わっている。 それにより細かな動きが過去のリメイク作より変わっていたり、過去作数世代に渡り使用できたテクニックなどが再現できないことが多い。 2Dキャラクタードットグラフィックがオリジナル版スタッフである渋谷員子が直接手掛けたものへと刷新された。 ちなみに、オリジナル版FF3では各ジョブのグラフィックについては石井浩一氏が全て手掛けたもので、渋谷氏は関わっていなかった。 全体的にオリジナル版を踏襲している。 一部のモブの歩行グラフィックはFFVと同様になってしまっている。 UIの統一。 スクリーンはオリジナルの4 3から16 9に変更されており、UIもワイド画面基準となっている。 メニュー画面や戦闘画面などのレイアウトがリマスターシリーズ作品全てで共通したデザインとなっている。 斜め移動が追加された。 Steam版はマウス・キーボード操作とコントローラー操作の両方に対応。画面サイズの変更も出来る。 スマホ版はタッチ操作に最適化されており、移動したい地点をタッチすると目的地まで自動で移動する。仮想スティックによる移動も可能。 フィールドや街・ダンジョン内部での地図が常時表示。 スクロールも可能なので、ダンジョン内でエンカウントを気にせずに迷路を把握できるようになった。 ワールドマップから町・ダンジョンを選択すると、宝箱とアイテムの配置数と取得済数が表示されるようになった。 アイテム欄が無制限となった。 ただしアイテムは1種類につき1スタックのみ所持可能。そのため消耗品は1種類につき99個までしか持ち運べない(後述のデブチョコボを使うと擬似的に2スタック分を所持可能)。 武器の矢が非消費制となり、一本でもあれば撃ち放題となっている。 オートバトル機能(AIではなく直前の行動を高速で繰り返す方式)と移動時のダッシュが実装された。 他、一部の魔法発動時のグラフィックはピクセルリマスターシリーズに共通して使われている。 BGMは今作用にアレンジされたものが収録されている。3D版とも異なるアレンジの物となっている。 メニュー画面から収録BGM再生機能であるサウンドプレイヤーや、天野喜孝氏が手掛けたイラストなどの鑑賞が出来るギャラリー機能が利用できるようになった。 BGMは最初から全曲聴く事ができる。ゲーム進行状況による順次解放や、一度クリアが必要といった制限は無い。 各リメイク版で新たに描き起こされたイラストも収録されている。 モンスター図鑑機能も追加された。こちらは全セーブデータ共通で遭遇したモンスターが埋まっていき、フィールドマップに生息地が描かれていく。 後期の移植・リメイク版で追加されたダンジョンやアイテム等は基本的には収録されていない。 多国語言語対応 タイトルメニューから他国語(*2)へのテキスト切り替えが可能。 FC版からの主な特徴・変更点 まとめると、システムのベースは3D版でFCに大きく寄せた調整がされている。 ジョブの入手場所やジョブの強さの序列、アイテムの配置場所、アイテム使用時の効果などはFC版が基準、攻撃力など装備の数値性能は3D版基準、ジョブのパラメーター設定は3D版に近いがFC版寄りにさらに調整されている。また、ダメージ計算式は3D版を簡易にしたようなものになっている(腕熟練度なし、打突斬の区分けなし、など)。 3D版とは違いすべてのジョブが平等に最後まで第一線で戦えるといった調整ではなく、FC版と同様に後から手に入るジョブの方が強め、という調整となっている。特に最初のクリスタルから得る2種類の前衛ジョブはFC版と同じく中盤以降は使い続けるのがどうしても難しく乗り換える必要がある。 一部ジョブのアビリティが追加・変更され、FC版と同名なままのアビリティも3Dリメイク版に近い変更がされたことにより全体的にFC版より使いやすくなっている。 ジョブチェンジの制限の撤廃。FC版でのジョブチェンジ時のキャパシティの制限や、3D版でのパラメーターが弱体化する移行期間がいずれも撤廃されている。 3D版と同じく攻撃アイテムや装備アイテム使用時の効果がキャラクターの知性・精神を参照されるようになり強化された。 敵の強さもFC版と3D版を合わせたような調整がされている。 + ピクセルリマスター版における各ジョブの特徴・変更点 ○初期ジョブ たまねぎ剣士 初期ジョブ。能力値・装備ともに貧弱だがレベル90台から爆発的な成長が始まるなど、ほぼFC版と同じ性能。 あえて変更点を挙げるのなら、専用の「オニオンシリーズ」を落とす敵との遭遇率が上がり、若干入手しやすくなった程度か。 ○風のクリスタル 戦士 重装備が可能で攻防に優れる前衛ジョブ。攻撃回数にかかわる素早さが低下し、同じ序盤の前衛であるモンクよりも防御寄りな傾向が強調されている。 FC版同様、中盤以降は装備できる武器がなくなり、専用コマンド等もないため「ナイト等の重装備ジョブの下位ジョブ」という立ち位置。 一応、装備できる最強の武器の攻撃力は若干上がっている。 モンク 素手攻撃を得意とする前衛ジョブ。大きな変更点はなく、「空手家の下位ジョブ」又は軽装ジョブの下位という立ち位置も変わらず。 戦士ともども、最終的に他ジョブの下位互換となる(ピクセルリマスター版では)珍しいジョブ。 赤魔道師 白・黒魔法の両方を使用でき、一部の剣と重装備も扱える、序盤に限れば万能の魔道師。 使用可能な魔法がレベル5まで拡大し強化された。しかし高レベル魔法の使用回数は非常に少なく、知性・精神も今一つなため効果も低い。体力も相対的に低いのは相変わらずであり、結局中途半端な性能は解消されず。 3Dリメイク版と異なり強力な剣は装備できないため、中盤以降は攻撃力不足に悩まされる。最後まで使いたい場合、魔法効果のある杖や補助魔法、盾装備による耐久力などを上手く活かす必要がある。 白魔道師 最高レベルのものを除いた白魔法を扱える、回復のエキスパート。上位ジョブに近い存在である導師の登場までほぼずっとお世話になるのはFC版から変わらず。 3Dリメイク版から「低レベル魔法の使用回数が多い」という特徴を受け継ぎ、移動中の細かい回復や搦め手は導師よりも若干得意。 高レベルの強力な回復魔法の使用回数が少ないのは痛いが、熟練度のアドバンテージを活かせば最後まで回復役を担うことも不可能ではない。 黒魔道師 最高レベルのものを除いた黒魔法を扱える、属性攻撃・状態異常のエキスパート。 体力が人並みに改善された他、黒魔法そのものの地位も向上しているため、中盤以降も扱いやすくなった。 白魔道師同様、上位ジョブに近い存在である魔人よりも低レベル魔法の使用回数が多い。魔人に攻撃力では大きく劣るが、状態異常魔法は多く使える。 ○火のクリスタル 狩人 素早さに秀でる弓矢の専門家。白魔法はオミットされたが、代わりに全体攻撃の「みだれうち」を搭載している。 矢が非消耗品になり、弾数や資金を気にせずに攻撃できるようになった。弓のヒット数も増えているため、総じて攻撃力は高い。 FC版で狩人の最終兵器と言われたメデューサの矢は、3Dリメイク版同様徐々に石化効果となって弱体化。FC版の性能のまま弾数無限になっていたら、雑魚戦はメデューサの矢の乱れ撃ちだけでいいということになりかねないので仕方ないが。 一方、防具は相変わらず貧弱で、防御面はほとんど改善されていない。高火力だが紙耐久というピーキーなジョブ。 3D版で追加されていた強力な弓矢もないので最終版は少々厳しいか。 ナイト 力・体力に秀で、強力な剣と重装備を使いこなす前衛の花形。忍者の若干の弱体化に伴い、最終ジョブ候補としてもより有力な存在に。 瀕死の味方を「かばう」能力に加えて、「ぼうぎょ」の上位互換で魔法ダメージも半減できる「まもる」を手に入れた。 素早さは3Dリメイク版ほど低くはないが、物理職としてはやや低め。戦士同様、より防御重視の性能になっている。 シーフ 「鍵開け」「ぬすむ」「とんずら」といった特殊能力を持つ軽戦士。パーティの先頭にいなくても鍵を開けられるようになった。 通常の「にげる」のリスクが大きく軽減されたことで、高確率で逃走できる「とんずら」の価値はやや下がったものの、分裂モンスターからも逃げられるようになったため強引に古代遺跡や暗黒の洞窟を突破することも可能。 ドロップテーブルは基本的にFC版準拠だがバグが解消され、熟練度に応じて強力なアイテムを盗めるようになった。一部の敵からは非売品も盗めるなど、「ぬすむ」の重要性は大きくアップ。ただし、3Dリメイク版と同じく1体の敵から1つだけしか盗めなくなった等の弱体化した面もある。 中盤を過ぎたあたりで武器も防具も打ち止めのため、どうしても使い続けるならぬすむやとんずらを上手に使っていきたい。 学者 高い知性を活かさず本で殴るジョブ。「しらべる」で敵のHPと弱点属性を調べ、補助魔法の効果を打ち消すことができる。 魔法は使えないが、3Dリメイク版から専用コマンドの効果統合に加えて、消費アイテムの効果が倍になる「アイテムのちしき」を受け継いだ。高い知性と効果2倍から繰り出される攻撃アイテムの威力は強烈。 ○水のクリスタル 風水師 ランダムで効果が変わる攻撃を放つ「ちけい」を操るジョブ。 「ちけい」は失敗して自爆するリスクはなくなり、3Dリメイク版同様敵の能力値を無視して攻撃できる。一方で地形に効果が左右されなくなり、特定の地形における極端な強さや爆発的なダメージも失われ、マイルドな性能に。 武器であるベルの攻撃力が大きく上がっているため、前列で通常攻撃させるという選択肢も。 竜騎士 空の敵に強い槍を操り、上空に飛んで敵の攻撃を回避しつつ次のターンに大ダメージを与える「ジャンプ」を繰り出す重装備ジョブ。力・素早さが高い。 3Dリメイク版同様、槍が他の武器系統と比べても遜色ない性能になっている。さらに一部の強力な槍が店売りされるようになったことで、攻撃力が大幅アップ。ただし、槍は全て属性付き、かつ終盤のボスは全属性耐性持ちばかりのため、最終的に火力不足になってしまうのはFC版と同様。 ドット絵はFC版の黄色い鎧から黒色に変更された。FC版の時点で青色にする予定だったが、パレットの制約によって黄色になっていたことがインタビューにて明かされた。参考 バイキング 海の敵に強い斧・ハンマーを操る重装備ジョブ。素早さは低いが体力が非常に高い。 もとから高かった体力が全ジョブ中トップとさらに高水準に。加えて敵の単体攻撃を自分に誘導する「ひきつける」を獲得し、壁役・囮役としての個性を確立。 隠し特性として瀕死になると防御力が大幅に増加するため、高い体力と相まってトップクラスに死ににくいジョブになった。 防御面だけでなく、攻撃面も斧・ハンマーの性能が上がったことで若干強化されている。しかし素早さの低さのせいでヒット数が稼ぎにくく、数字上の攻撃力ほどはダメージが出ないのが欠点。 空手家 事実上モンクの上位ジョブとなる素手格闘の専門家。力・体力が非常に高い。 「ためる」は防御力低下のデメリットがなくなり、さらに後列からでも威力の落ちない全体攻撃の「けり」を習得した。 単体・全体攻撃ともに得意で攻撃面は非常に強力だが、防御面はFC版からあまり改善されていない。終盤が近づくにつれ防具の性能の低さが気になってくる。 HP上昇量が多く、全体攻撃を連発可能ということで、レベリングにおいてもますます重宝する存在に。 吟遊詩人 戦歌を「うたう」ことで様々な補助効果をもたらす支援ジョブ。FC版から大きく性能が変化した。 「うたう」は必ずターンの始めに発動し、MPを消費しないのが特徴。長丁場のダンジョンや長期戦に強い。 熟練度に応じて新しい歌を覚えることができる。最終的には味方全員を小回復の「いやしの歌」、味方全員の攻撃力アップの「戦いの歌」、味方全員の防御力アップの「守りの歌」、敵全員にランダム状態異常の「呪いの歌」の4つを扱える。 支援役としては非常に優秀な反面、武器の竪琴は命中率が低く、自身の攻撃力は控えめ。 FC版にあった「おうえん」と「おどかす」は復活しなかった。別にいらないが 幻術師 攻撃寄りの「黒」、補助寄りの「白」の2つの効果を持つ召喚魔法の使い手。どちらが発動するかはランダム。 魔法の使用回数が大幅に増え、扱いやすくなった。回復量が大幅に増えたヒートラ(白)や、全体攻撃になったカタスト(黒)など、召喚魔法そのものの性能も一部上がっている。 ただし白召喚に多い状態異常効果は命中率が下がっているなど、強化された面ばかりではない。 魔剣士 分裂モンスターに強い「暗黒剣」を装備できるが、通常の防具はほとんど装備できない特殊な戦士。 白魔法は使えなくなったが、新たに敵全員を攻撃できる「ぜんぎり」を得た。空手家の「けり」とは異なり、後列からだと威力が低下する。 装備可能な防具が若干増えたが、武器の入手タイミングは遅いままなので、まともに戦えるようになるタイミングはほぼ変わらず。 ○土のクリスタル 魔人 全ての黒魔法を操り、全ジョブトップの知性を誇る黒魔法マスター。体力も高い。 3Dリメイク版同様、黒魔道師や賢者よりも高レベル魔法の使用回数が多いという特徴を得た。黒魔法の威力も上がっているため、非常に頼もしい攻撃役に。 高い体力・知性に加えて魔法職用のローブの防御力が大きく上がっているため、防御面でも物理・魔法の両方に対して強い。 攻撃面・防御面が強化されている反面、補助の面では状態異常魔法の高レベルでの成功率低下&低レベル魔法の使用回数減少でやや弱体化した。 導師 全ての白魔法を操り、全ジョブトップの精神を誇る白魔法マスター。 魔人同様、高レベル魔法の使用回数が多い。白魔法の威力にかかわる精神も賢者を大きく凌駕しているため、白魔法の専門家としての地位を確立した。 ドット絵の猫耳も健在。魔法詠唱時・瀕死時などの独特のグラフィックも忠実に再現されている。 魔界幻士 強力な全体攻撃の「合体召喚」を扱う召喚士。 幻術士と同様、魔法の使用回数が大幅に増えており、レベルによっては賢者よりも使用回数が多くなる。ほぼすべてのレベルのMPで強力な全体攻撃ができるため、雑魚戦に限れば燃費は魔人よりも良くなったといえる。 ただし、召喚魔法の威力に関して魔法攻撃回数が黒魔法と同じに修正されたために威力自体はFC版より下がっている。 ○封印された称号 忍者 ほぼ全ての武器防具を装備でき、力・素早さともにトップクラスという戦士系ジョブの決定版。 攻撃面はFC版とほぼ変わらず最強クラスながら、体力が前衛としては標準レベルまで低下したため防御面は若干弱体化。 ただし弱体化した面ばかりではなく、FC版と比べると性能の上がった装備品が多いため、装備の選択肢が広がっている。魔法防御力の高いローブや後列から攻撃できる弓矢、追加効果付きの各種武器などを駆使すれば、FC版では難しかった幅広い戦い方が可能。 手裏剣は3Dリメイク版同様、装備せずに専用コマンドで「なげる」ようになった。ほかの武器は投げられない。ウィンドウイレースバグが解消されたため、お値段以外の面では投げやすくなった。 賢者 すべての白魔法・黒魔法、そして合体召喚をも使える、万能の魔道師。 FC版では魔人・導師・魔界幻士をほぼ完全に食ってしまっていたが、知性・精神の低下や高レベル魔法の使用回数減少などにより完全な上位互換ではなくなった。 とはいえ、豊富な魔法を使い分けられるため行動の幅は非常に広い。魔法使用回数も3Dリメイク版ほど少なくはなく、決して中途半端にとどまる存在ではない。 評価点 FC版を基準としながらも、ジョブ性能に調整が入った。 一部のジョブには3Dリメイク版で追加されたアビリティが加えられるなどで性能が見直されており、こちらの方でも死にジョブの数が減っている。 中には空手家の「けり」や魔剣士の「ぜんぎり」(*3)のように、3Dリメイク版とも異なる調整が加えられたものもある。 特にバイキングは調整の恩恵を大きく受けており、アビリティ「ひきつける」(*4)の効果で囮役として活躍できるようになった。 一方で、FC版同様に後で手に入るジョブほど強力なものになるという点はしっかりと踏襲されている。もっとも、賢者は万能性こそ据え置きながら総MPの量が減っている(さすがに3Dリメイク版よりは多いものの専門上級職には水をあけられている)忍者はFC版と同様にあらゆる装備を装備可能かつ高能力だが体力がナイトやバイキングよりも落とされている為に防御力に難があるなど、他の専門ジョブも選択肢に入るような調整は見られる。 3Dリメイク版同様に、ジョブ熟練度が与ダメージを左右するようになっている。 しっかり使い込んで熟練度を伸ばしていれば、序盤~中盤のジョブの多くは最後まで戦えないこともないバランスになっている。 良好な戦闘バランス 賛否両論点にもある通りバランスは激変しているものの、戦闘バランスそのものはFC版・3Dリメイク版よりも優れている面が多い。 攻撃魔法は威力の調整や一部の敵の弱点属性追加、全体化時の減衰緩和などにより、中盤以降も十分実用的な性能になっている。 状態異常系は命中率が改善し(*5)、敵の同時出現数もFC版準拠で多いため役に立つ場面が増えている。 FC版・3Dリメイク版でバランスブレイカーとして知られた要素の多くは弱体化している(*6)が、実用性を損なうほどではない。 FC版ではバグにより効果がなく、3Dリメイク版では効果そのものが削除された属性強化の概念がついに実装された。装備品によって様々な属性魔法が強化されるのでより攻撃魔法の個性が増した。 ジョブ性能の調整と合わせて、様々なジョブを試したり、好きなジョブで攻略を進めたりしやすい環境が整っている。 FC版での面倒・理不尽な要素の緩和 隠し通路に侵入すると道が表示されるようになった。そのため「暗黒の洞窟」の難易度がFC版に比べ大幅に簡単になっている。 ジョブチェンジ時のキャパシティの制限が撤廃。3Dリメイク版での移行期間も無くなった。 この仕様で大きく難易度が低下したのが小人専用のダンジョン。FC版ではジョブチェンジに制限があったためゲームを進めるのが非常に煩わしかったが、本作ではかなりプレイしやすくなっている。 ジョブチェンジ後もMPが保存された3Dリメイク版とは異なり、FC版同様にチェンジ後のジョブにあわされる為、魔法が使えないジョブにチェンジした場合はMPが0になるというデメリットが存在する。 鍵がかかった扉をシーフで開ける際も、その時だけ誰か一人をジョブチェンジさせればいいので非常に楽になった。 「にげる」が全ジョブで使用可能になり、「にげごし」でのダメージ増加が無くなった。 回復魔法の全体がけの効果が上昇した。 最終盤のダンジョンであるクリスタルタワーに登場するドラゴンたちの遭遇率も上がるなど、レアな敵と戦いやすくなった。 装備すると特定の属性に弱くなる防具効果(例 アイスアーマーを装備すると炎に耐性がつくが、冷気に弱くなる)は削除され、3Dリメイク版と同様にデメリットなしで耐性のみがつくようになった。 敵の能力もFC版・3Dリメイク版を合わせたような形になっており、シンプルだったFC版に比べ行動パターンがかなり多彩になっている。 終盤のボスは攻撃力がFC版と比べるとかなり弱体化しているが、プレイヤー側の最大HPの上昇量も3Dリメイク版準拠となりかなり低くなったため、過剰にヌルくなったということはない。 3Dリメイク版で見られたボスや雑魚の複数回行動は削除された。 I・IIのGBA版以降の移植作と異なり、テキスト面はほぼFC版のままとなっている。 3D版で変更されたストーリー、追加されたイベント、キャラクターの設定変更は採用されていない。主人公も4人の少年たちとなる。 一部、不適切な表現が修正されている(「目の見えないハゲのおっさん達」→「目の見えない一族」、「(※どうみても人型のモンスターに対して)お主たちにこの魔獣を倒せるかな?」→「この男を倒せるかな?」など)。 賛否両論点 BGMのアレンジ 3Dリメイク版とも異なったアレンジとなっており、戦闘がロックアレンジになった事には特に賛否が分かれている。 FC版ではPCM音源の空打ちを活かしたバスドラムやを加工してタムとして鳴らすなど、パーカッションの表現が際立った作りになっているため、アレンジ自体は原曲寄りとは言えるのだが、全体の雰囲気やテンポ感の変化などはやはり好みが分かれるところ。 オリジナル版や3D版のBGMは未収録のため、切り替えることもできない。これはピクセルリマスターシリーズ共通で賛否意見が特に見られている。 バランスの激変(易化) 全体的に快適性が重視されているためか、熟練度が上がりやすくなっているなどバランスそのものはFC版・3Dリメイク版と比べて易しめになっている。 もっとも大きな変化としてはフェニックスの尾が購入可能になったことが挙げられる。そこまで高価ではないため、蘇生手段が非常に限られていたFC版と比べるとグッと楽になった。 空手家の追加アビリティ「けり」が強すぎるという声がある。ノーコストかつ後列でも減衰しないで全体を攻撃できるので魔法職の役割を食ってしまっている。 また難所で有名だったラストダンジョンは、中断セーブの追加と闇のクリスタルに回復ポイントが設置されたお陰で大幅に難易度が下がっている。 超絶威力の通常攻撃で有名だった最終盤のあるボスもちょっと強い程度の通常攻撃になってしまっている。 無策で挑むと相当苦戦するダンジョンや戦闘もあるなど、決してヌルゲー化しているわけではない。とはいえ、FC版・3Dリメイク版ともにかなり歯ごたえのあるバランスだっただけに、違和感を覚えるプレイヤーもいるだろう。 特定のアイテムを持たずに侵入すると強制的に全滅するトラップの仕様が変更され、全滅せずにメッセージの後にキャラが一歩後ろに下がるだけになった。 町の人の会話でトラップにかかったら死ぬこと教えてくれる内容は変更されていない 難易度変更オプションなどもないため、オリジナル版に近いバランスで遊ぶことはできない。 一時的に冒険に参加するサラ姫やデッシュといった仲間達について DS版のように戦闘に手を貸してはくれず、FC版と同様のただ会話できるだけの存在に戻った。FC版準拠と考えれば別に違和感はないが、DS版で一緒に戦ってくれる演出も好評だったため、採用してほしかったという声もある。 また、FC版では現在連れ歩いている仲間のグラフィックがメニュー画面に表示されていたのだが、PR版ではメニュー画面を共通化したためか、無くなってしまっている。 問題点 オリジナル版の一部の演出の廃止 ランドタートル撃破後に挿入されていた一枚絵とともにスタッフロールが流れるオープニング演出が撤廃。印象的なシーンだっただけにFC版の経験者から批判されやすい。 他のシリーズのOP演出はスタッフ表記のみが削除されているが、本作は唯一丸ごと削除されてしまっている。 エンディングのスタッフロールも非常に長く、この影響なのかFC版・3Dリメイク版とも全く異なった内容のエンディング演出となっており不評意見が多い。 FC版ではEDでもスタッフロールに入る前に印象的な一枚絵が表示されたのだが、こちらも廃止された事が批判されている。 UI統一の影響もあるのか、サラ姫やデッシュなど一時的に仲間になるキャラはメニュー画面に表示されなくなった。 山頂へ続く道でのバハムート初登場が、山の周囲を飛び回るのではなく画面上部からゆっくりと降りてくるだけの演出になっている。 ラスボスの撃破演出が通常のボスの消滅エフェクトとほぼ同一(若干長くなったのみ)となっている。 FF1・FF2と同じくFC版でも特別な演出が用意されていたのだが…。 リマスターの名を冠しゲーム範囲を原作部分に限定していながらこれらの要素が削られていることに批判の声は大きい。 3D版が逆に原作の演出をできるだけ残そうとしていた事と比較しても批判の声が多い。 ピクセルリマスターで統一された魔法や技・ボス撃破時のエフェクト 原作はファミコン版であるが後期の作品ということもあり当時としては特徴的できれいな物であったが今作では多くが似てもいない統一グラフィックになっている。 雑魚敵やボスの消滅エフェクトも再現されていない。 とはいえ原作がFC版の作品で2Dのリメイク作品も今までなかったので、SFC作品となったFF4以降と比べそこまで気にならないという声もある。 3Dリメイク版の追加要素(クリア後の隠しボス、追加された装備、追加イベントなど)は収録されていない 特に防具が致命的で、軽装の物理ジョブの生命線でもあった風魔の衣が無い為、中盤までに手に入るアイスアーマーや黒帯道着で最後までいかないといけない。武器に関しても入手経路の増加やジョブ自体の調整、装備の性能が3Dリメイク版基準ということもあり、FC版よりは緩和されているが、中盤で打ち止めのシーフや狩人、属性付きの武器しかない竜騎士やバイキングなど不利益を被っているジョブも多い。この辺りはFC版基準といえばそうなのだがPR版FF1の消費アイテムのように一部だけでも取り入れるなど何かしら救済は欲しかったところ。 また装備の調整やアビリティの追加でほとんどのジョブに何らかの強みがあるのだが、戦士とモンクだけ装備品やステータス、特別な技能を持たない点がFC版据え置きで、上位職が手に入ると使う意味がなくなってしまう。3Dリメイク版では、戦士は防御力が下がる代わりに高いダメージを与える「ふみこむ」が、モンクは防御力が上がり、更に物理攻撃を受けた際に反撃する「かまえる」があり、上位職のナイトや空手家とは違う強みがあったのだが。 原作のジョブの強弱再現という意見もあるが、同時期の白黒魔道師が終盤でも装備があり(導師や魔人には大きく劣るが)ある程度は実用に耐えうる性能になっており、この二ジョブだけダントツで弱いというのは不自然と言える。装備を増やすなど対応してほしかったところ。 3D版の「ふみこむ」と「かまえる」は終始強かったためこのようになったのかもしれない。 高難度ダンジョンや隠しボス等もないため、やりこみとしてたまねぎ剣士育成を行うモチベーションが上がらない(たまねぎ装備を揃えレベルをカンストさせたとしても、通常にクリアできるレベルとまったく変わらないラストダンジョンとラスボスを相手にするしかない)。 一部の演出や表現 新たなジョブが追加される際に主人公達がポーズをとってファンファーレが鳴る演出が追加されたが、 よりにもよって悲劇的なシーンであってもお構いなく行うので、雰囲気が壊されているシーンがある。 海に沈んだ世界でのクリスタルタワーが沈んだ水面から高い部分が水面から飛び出しているのではなく、陸地(高台)から伸びてしまっているという不自然なことになっている。 本作の飛空艇はどれも山を越えられない程度の高さしか飛べないという設定だが、PR作品全体で飛空艇の飛行表現を共通化してしまったため、グラフィック上では明らかに山より遥か高くまで飛んでしまっており、それなのに山越えはできないという見た目と実際の機能で不整合が起きている。 デブチョコボの実質的な形骸化 持てるアイテムに上限が無くなった事で99個以上ものアイテムを持ちたいときぐらいにしか使う機会が無くなってしまっている。 要らないアイテムを片付けておくことにより、アイテム欄を整頓しておき目当てのアイテムを見つけやすくする意味での貢献はあるが…。 ただしこれは3Dリメイク版でも同様である。 カイザーナックルの値段 空手家が水のクリスタルでの入手に戻ったことで早期に使えるようになり、アムルの町で売られるようになったが、15000ギルという破格の高額商品に設定されている(*7)。空手家は盾を持てないので両手に装備することになり、2個で30000ギルにもなる。 おそらく3Dリメイク版の価格設定(売り値で7500ギル)を変更せずそのまま当てはめてしまった設定ミスと思われる。3Dリメイク版は非売品であったので、この値段でも問題なかったのだが…。 グループがけの削除 FF3には戦闘に参加しているモンスターの種類(以下グループ)ごとに魔法を使い分けられる機能が存在していた(FC版3D版両方とも)。 これは全体、グループ、単体、と3通りに使い分けられるというもの。 そのため、例えば氷属性に弱い敵だけにブリザドをかけたりしてそのグループのみを殲滅させたりも出来る。 或いはそうして他の敵を敢えて残す事によって他の味方に獲物を残しておく(熟練度的な意味で)といった芸当も可能な筈だったのだが、本作は他のナンバーとエンジンを共通しているため本作のみの仕様であるためか実装されておらず、出来なくなっている。 魔剣士の「ぜんぎり」 魔剣士に新たに追加されたアビリティだが、ノーコストで敵全体にダメージを与えるというもの。空手家の「けり」ほどの強さは有してはいないものの、やはり無条件で全体攻撃が出来るというのは魔法職や風水師の立場を食いかねない。制限をかけるという意味と暗黒剣の使い手である事を加味して、3DR版の様に「暗黒」に名称変更して使用者のHPを消費して敵全体にダメージを与える様に仕様変更を要望する意見がある。 竜騎士の配色変更 渋谷氏のインタビューでは「FC版の時点で青色にする予定だったがパレットの制約によって黄色になっていた」と語っていた様だが、実際はファミコンのパレットでも青系統にしようと思えば出来る事が判明している。 なぜ青色にしなかったのかは、魔剣士とかぶるからであり、最初から青系統で行くならああいうデザインにはなっていない筈だという説も浮上している。よって真相はインタビューに語られていたものとは別の理由にがあると考えられる。 そもそも、渋谷氏がFC版3の開発に携わっていた役割はモンスターのグラフィックであり、ジョブのデザイン、グラフィックを担当したのは石井浩一氏である。上記の様な発言を石井氏本人が発したならともかく、ジョブのグラフィックには携わらなかった渋谷氏が発しても説得力が無い。 そして、質問の中の「現在の竜騎士の色に合わせたのか?」に対し「それもある」と答えた事に対しても、「ピクセルリマスターのコンセプトは原作を尊重する事の筈。ならば現在に合わせるのではなく原作に合わせるべきだ。」という批判意見がある。 スマートフォン版特有の問題点 移動操作に難がある。 タッチによる行き先指示では、隠し通路が存在しても目前で立ち止まってしまうため判別できない。隠し通路を発見・利用するためには、仮想スティックで移動する必要がある。 タッチ移動を好むプレイヤーにとっては、かなりもどかしい挙動。実質的には、仮想スティック使用の強要に等しい。しかも挙動が異なることについて、ゲーム内では一切の説明がない。 スマホ用のコントローラー操作に非対応な事も槍玉に挙げられやすい。 プレイし続けていくうちにスマホ本体がどんどん熱くなり、動作も重くなっていく報告が見受けられる。 PC版においても長時間の起動で重くなる、補助の重ね掛けで重くなる、等の報告がある。 総評 ピクセルリマスターシリーズの他の作品が不評を呼ばれる中で、本作が一番卒なくまとまったリメイクに仕上がっている。 3D版とは逆に印象的だった表現が多く削られているなど演出面に難点があるのは気になるが、原作FC版や3D版よりも改善された部分も多く快適性が上がっておりFF3の世界を十分に楽しむことができる作品と言えるだろう。 余談 本作が配信した後でも、コンセプトが大きく異なるためか3Dリメイク版の配信は継続している。両方買ってみて比べてみるのも一興か。 ミニファミコンでもプレイ可能なFC版との比較をしてみてもよいだろう。かつてはWii Uや3DSのニンテンドーeショップでの購入もできたが、2023年3月28日をもって終了しているため注意。 PS4/Switch版(参考記述) PS4版とSwitch版が2023年4月20日に発売された。主な変更点は次の通り。 一部のボスが原作に近い行動・パラメーターになった。 一部演出の変更・修正。 悲劇的なシーンでガッツポーズ&ファンファーレの演出は発売後のアップデートで削除された。 BGMを原作(ファミコン版)のものに設定できるようになった。(ピクセルリマスター共通) DSなどのリメイク版はない(共通) 経験値・ギルを0(なし)~4倍に変更したり、エンカウントON/OFFに切り替えられるブースト機能が実装された。最初から使用可能。(ピクセルリマスター共通) ただし本作のジョブ熟練度のブーストは実装されなかった。 FC/SFC時代のフォントをイメージしたピクセルフォントが実装され設定で切り替えられるようになった。(ピクセルリマスター共通) その他様々な修正、変更が行われている。 Switch/PS4版の変更をSteam版/スマホ版へ反映させるアップデートの準備は既に着手しているとのこと。ただし、まだしばらく時間がかかるようだ。
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926 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2007/12/08(土) 01 27 22 「さて、2人待ってるって言っていたけど……む、あれかな?」 それとなく目に付く2人組の姿が視界を捉える。 当初は猫人間とチビ人間で混雑する広場のお陰で探索は困難に思われたが、しかし意に反し容易に目的を達成することができた。 理由は二つ。 一つはその2人組が何より目立っていたから。彼女らの周囲をあからさまに人が避けて通っており、小さな輪を形作っているのだ。 彼女らは今日が初対面なのだろうか? 噴水の縁に腰掛ける互いの距離は微妙な位置で固定され、その口は固く一文字に結び、異様な雰囲気を漂わせている。これからこの2人と一緒に旅をするのかと思えば、周りの皆様方と同じくちょっと憂鬱になってくる。 理由の二つ目は……実に単純。片方の人間が俺の見知った奴だったからだ。 ここまでくれば結論は誰であろうと同じ筈。迷うことなく歩を彼女らの前へと進ませた。 「よっ、久しぶり」 「アンタは…………って、何、その頬……」 かつて同じ船旅をした、遠坂似で泥棒である少女の顔が痛ましく歪む。同じく隣に座っていたヒュームの女性も、声こそ出さなかったが、驚きに目が見開かれている。 再開はできる限り美しく、爽やかなものが望ましかった。だがこうも華々しい伊達顔にされては誤魔化しようがない。網で焼いた餅のように、あるいは虫歯を患った者の如く。真っ赤に焼きごてされた手形を中心にして頬がぷっくらと膨らんでいたら、そりゃ突っ込まずにはいられないわな。 「いや、誤って凶暴な蜂の巣を突っついちゃってさ……。それより偶然だな。君とその子が一緒に旅をするっていう?」 「え、ええ……。いや、触れて欲しくないのなら触れないケド。ちゃんと説明はされてる?」 「うん。えと、その子も、だよね?」 「…………」 傍らの少女は何故だかだんまりを決め込み、こちらを見つめてくるに留まっている。 歳はそれほど俺と変わらない……と思う。緊張しているのだろうか? 無表情でじっとこちらを凝視されると、正直どぎまぎして落ち着かない。 顔は……流石にセイバーやライダーみたいな絶世の美人と比べると凡に貶めてしまうが、それでも結構可愛い。美しい、じゃなくて可愛い。丸い、愛嬌のある目は、見ていて微笑ましい。髪型はショートカット。服装は周囲の冒険者のように鎧兜で武装している訳ではなく、至って平凡な布の服。ズボン。その華奢な体格は、どう見ても荒事に耐え得るだけの頑健さは備えているようには見えないが……。 そして最大の特徴。大地を跋扈する獣人に襲われたのか? 彼女には左腕が肩口からスッポリ消えていた。何も通っていない袖のみが、重力に従いダラリと垂れている。ほぼ反射的に慰撫の言葉を探すが、流石にそれは自分でも偽善なのだと理解しているのでやめた。 とにかく喋らないことには始まらない。少々安易ではあったが、まずは自己紹介から始めるべきだ。会話がないままではこれから先、身がもたない。 「え、えと、はじめまして。この度はご一緒させていただく衛宮士郎と申します。趣味は……えと、特にはありません。特技は料理です」 対する彼女は無反応。 ……いかん。安直だと覚悟はしていたが、これでは自分が道化のようではないか。やましいことなどない筈なのに、何故だかとっても恥ずかしくなってきた。2人が会話もせずに微妙な空気に浸っていたのも、彼女がこんなだったせいだからかもしれない。 なけなしの勇気を振り絞って突貫したが玉砕し、半分鬱になりかけた時。同様に何とかこの空気を打破したいと願ってくれている仲間がフォローを入れてくれた。 「へ、へえ。アンタの名前、エミヤシロウってんだ。今更だけど初めて知ったわよ」 「あれ、言ってなかったっけ? へへ、可笑しいな。結構顔見合わせている筈だってのに。そういや俺、お前の名前全然知らないぞ」 「ありゃ、名乗ってなかったぁ? ふふ、私は……」 Ⅰ:「バタコって名よ」 Ⅱ:「リンって名よ」 Ⅲ:「カロココって名よ」 (無口な彼女は……) Ⅳ:久織巻菜と名乗った Ⅴ:石杖所在と名乗った Ⅵ:久織伸也と名乗った Ⅶ:カレン・オルテンシアと名乗った
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31 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2008/03/12(水) 00 06 33 「いきなり何言ってんのさ。来いよ、巻菜」 あっさりと。 気付けば、自分でも正直どうかと思うくらいに、口が先に動いていた。 「ハ――――、本当に、いいの? 私、皆の足、引っ張りまくっちゃうよ? そのせいで全員死ぬことになっても、責任持たないよ?」 「ご自由に。俺が来いって言ったんだから、どうぞ気兼ねなく、胸を張ってついて来たらいい。 ま、本音を言うと、今更いちいち訊ねて欲しくはなかったケド。 ……それに足手纏いのレベルで語るなら、俺も大言吐けるような立場じゃないしな」 言い終え、出来る限り爽やかな笑みを浮かべて話を締め括る。 嘘偽りの無い答え。決して短いとは言えない時間を共有してきた、仲間への想い。 ……だが、当の彼女にとっては琴線に触れる行いに値したのか、苦難に満ちた顔はよりいっそう苦渋に満ち、 こちらの姿を射抜く視線には、鋭い険すら含まれていた。 「……ふざけないでよ」 「ん?」 「バッカじゃない? 状況を考えてよ、状況を。 普通に考えたら、魔王の居城なんかに村人Aを連れてく馬鹿、いないでしょうに。 何なのアンタ。脳みそ腐ってるの?」 「えっ? ゴメン、ひょっとして行きたくなかった?」 「――だからっ!!」 巻菜の怒号が暗く静かな倉庫に響き渡り、油断しきっていたこちらの耳を容赦なくつんざく。 いったい、彼女は何に憤り、何を求めているのだろう? 苦しみに喘ぐ顔を恐る恐る窺えば、そこには確かに存在する脱却への願望。 彼女は、俺に何をして欲しいのだろう? 「ホント、アンタって徹底的に壊れているよね。こうまで壊れていちゃ、模倣なんて絶対無理……。 むしろ救えないのは貴方の方だよ。私が模倣を諦めた、三人目の怪物さん」 「はぁ……どうも」 「ぐっ! だからっ、私は――――!」 「よくわからないけどさ、巻菜。要するに俺は――――」 いつだって正直に、体当たりで。 狭量で不器用な衛宮士郎に出来ることといえば、その程度のこと。 ……ゴメン、切嗣。俺、全然女の子に優しくないかも。 「――――お前に居て欲しいって思ってるんだけど。それじゃ、駄目なのか?」 「――――…………」 彼女の言うとおり、単純な労働力や腕っ節という面で捉えるのならば、巻菜は少々頼りない。 だがそれ以上に受け取ってきたモノがある。大切な想いがある。 紛うことなどあろう筈がない。久織巻菜は、間違いなく俺の仲間だ。 「……ハハ、何それ。アンタにはカレンがいるじゃん。 何? 二股かけようって腹? その歳で愛人でも欲しいの?」 「馬鹿、失礼な奴だな。それとも聞こえなかったのか? 俺が来いって言ったのはな、二人とない、俺自身がお前を必要としているからだよ。 だからさ、一緒に来て欲しい。巻菜が良ければ、だけど」 「…………」 濁流の如く無限の言葉を紡ごうとも、最早それはただのノイズにしか堕すまい。 故にもう喋らない。どう行動するかの決定権なんて、もとより本人以外には持ち得ないのだから。 しかし――――。 「…………」 「……巻菜?」 俯く姿勢は、道端に佇む地蔵に劣らずに固く。 着々と時間が進んでいく中、巻菜は驚くべきことに、まるで微動だにしなかった。 募る不安は、ただ脈々と、容赦なく。 狼さえも固唾を飲んで見守ろうかという切迫した状況の中、 ふと、黙した姿勢を保ち続ける彼女の背から『白い』物体が這い上がり、 空気を読まず、肩越しに顔を出す間抜けの愛嬌。 白い――――本当に、染み一つなく、白いナニカ。 一片の予兆もなく起きた怪異に心奪われ、本人に声を掛ける暇などあろう筈もなく。 ソレは問答無用に俯く彼女の身体を徐々に這い―――― 気付いた頃には、無い筈の右腕が『白い』右腕となって肩口から生えていた。 直後、五指はワナワナと動きだし、遂には完全に血が通いきったらしく、肘を曲げ始める有様。 「それ、は――――?」 「歓喜(仮名)ちゃん。とある悪魔から餞別として貰った義手なんだけどね。 使う必要もないし、第一窮屈だから埃を被せていたのだけど…… でも、隻腕のままだとこの先不安じゃない? せっかくだし、使わせてもらおうかなって」 「へ、へえ。最近の義手って、進んでいるんだな」 馬鹿な。そんなワケがあるか。 それでも自身の狭い頭では理解に到ろう筈もなく―――― 混乱に喘ぐ様を満足そうに悦と変え、巻菜は芯の通った声で宣言する。 「改めてよろしく、士郎。女ったらしの貴方だけど、必要としたからには、きちんと責任とってよね」 是非も無い。 呆けた頭では、鸚鵡返しをするのが精一杯だったのだから。 Ⅰ:これから乗り込む者 Ⅱ:もう既に乗り込んでいる者 Ⅲ:出番のない武芸者の出番 投票結果 Ⅰ:1 Ⅱ:2 Ⅲ:5
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